初日直前!神楽見学レポートも。
今夜、いよいよ公演初日を迎える舞台『神舞の庭(かみまいのにわ)』!
1月末から稽古を行ってきた出演者たちは、2月中旬、もっと作品を理解したい、宮崎をもっと肌で感じたいと、日之影町「平清水(髙九社)神社」の神楽を見学してきました。
小雨が降る中、宮崎の山間部の景色や神楽を目に焼き付けた出演者たち。地元の方々とも触れ合い、大変有意義な時間を過ごしました。
演出家、出演者たちは、いまもずっと“作品”と向き合っています。日本でいま一番注目されている劇作家・長田育恵さんが、宮崎を丹念に取材し描いた作品「神舞の庭」は、皆さまの目にどう映るのでしょうか…。宮崎で生まれた宮崎の新しい物語を、どうぞ劇場でお楽しみください。皆様のご来場を心よりお待ちしております。
◆◆宮崎の山間部、神楽を見学した出演者の感想を一部ご紹介!◆◆
「物語の舞台になっている“神塚村”の景色そのものでした。神楽=お祭りのようなイメージを持っていたのですが、完全に真逆で、集落の方々が集まって大切に守られてきた神事であることがわかりました。誰かに見せるものではなく、神様と対話するための舞。そういった雰囲気が伝わってきました(田中美央)」
「神楽の中でうたわれる唄の言葉に自然と涙が出てしまいました。その土地が、その土地の人が継いできたこと、土地への想い、人のつながり、これからへの祈りと心。それらは全てが尊くて神々しくもありましたが、現実や現状は良いことばかりではなく、人口や継承者の減少も…。だけど、それを“変わっていくもの”と受け入れて、変わりゆくことへの尊さと、続いていく自然と生活がそこにあるように感じました。(森岡光)」
「自然の中の自分にあった恵みを求め、自分にあった無事を感謝する。神楽はそんなところに在る(実広健士)」
◆『神舞の庭』の公演情報はこちら>> http://www.miyazaki-ac.jp/?page_id=811
※3/3(土)、3/4(日)の公演のチケットは完売。平日公演はまだお座席に余裕がございます。
◆これまでの「かみまい」便りはこちら>>https://kabo-imo.theblog.me/
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