新 かぼちゃといもがら物語

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千秋楽 お客様インタビュー:吉田小夏さん

2月28日から5日間に渡って開催された『神舞の庭(かみまいのにわ)』。ご来場くださった皆様、本当にありがとうございました。 千秋楽にはカーテンコールが4回も行われ、客席からの温かい拍手に応える出演者たちの、達成感と安堵に満ちた笑顔がとても印象的でした。終演後、東京からご来場いただいた「青☆組」を主宰する劇作家・演出家の吉田小夏さんに、感想をお聞きしました。「脚本も演出も役者の質も全てが素晴らしかったです。トップクオリティのものを感じました。本当に来て良かったです。オリンピックのことなど、まさに“今”を切り取っていて、いまこの場所で創られ観られるということの濃密さみたいなものを感じました。あと、神楽ですよね。明治神宮で一度宮崎の神楽を見たことはあったんですが、劇中で神楽を舞うということに、また一つ新しい厚みを感じました。神楽の場面は、照明を忘れて日光の中で観ているような感じがして、とても不思議でした。夢中で観ました」と、興奮冷めやらぬ様子でお話しいただきました。来年度も“宮崎”を舞台にして、その土地で生きる人々や地域社会を見つめることのできる演劇作品を創作・上演していく予定です。また、皆様とお会いできることを楽しみにしております。●写真(左から)吉田小夏さん、演出家の永山智行さん

親子ツーショット!

いよいよ『神舞の庭(かみまいのにわ)』も本日最終日、完売御礼です! 昨日3/3(土)の公演もチケット完売で、たくさんの方にご来場いただきました。お客様の中には、出演者・成合朱美さんの娘さん、美香さん(写真:左)の姿も!終演後、美香さんに「神舞の庭」の感想をお聞きすると、「宮崎の物語で、台詞も宮崎弁だったので親近感が湧きました。これまで見たことがなかった神楽を演劇の中で見られたのも、とてもいい機会だったなぁと思います。私も今、主人公と同じく東京に出ているので、都会での悩みや故郷への想いは共感できる部分もあって…」と、自分自身と重ね合わせながら楽しんでいただけたようでした。 お母さん(朱美さん)の演技については、「今回母が演じた役は、宮崎の田舎の気のいいおばちゃんといった感じで(笑)。普段とは違う母が見られたので面白かったです」と、素敵な笑顔でお話しいただきました。◆本日開催の「神舞の庭」のチケットは、完売しております。当日券の販売もございませんので、予めご了承下さい。お越しの際は、公共の交通機関をご利用になるか、お車の場合は、送迎、乗り合わせでおいでいただくとともに、時間に余裕を持ってお越し下さいますようご協力お願いいたします。また、13時(開演の1時間前)から入場整理券を2階イベントホール入口で配布いたします。

お客様インタビュー:甲斐さんご夫妻

『神舞の庭(かみまいのにわ)』の公演2日目も無事に終了しました。初日に続き、会場からのあたたかい拍手が鳴りやまず、トリプルコール! ご来場いただいた皆様ありがとうございました。脚本を担当した劇作家の長田育恵さんは、昨年12月に高千穂(二上神社)の夜神楽を取材。その時に対応してくださった甲斐さんご夫婦が高千穂町から観劇に来てくださいました。「丁寧に描いてくださったことが嬉しくて涙が出ました」と、涙をぬぐいながら会場から出てこられた奥さま。感想をお聞きすると、「神楽を神事として大事に扱ってくださったことが本当に嬉しかったです。舞に真剣に取り組まれたことが伝わってきて、本当に感動しました。取材で長田さんが来られた時にお話ししたことが、物語の随所に盛り込まれていて、普段神楽をする時に気をつけていることなど、神楽をご存知のない方にも押し付けずに印象づけられたと思います」と、大変感激されていらっしゃいました。また、主演の田中美央さんの神楽舞について、「神楽舞は、普段農作業や林業で足腰が鍛えられた人じゃないと舞うのが難しいので、足の長い田中さんは大変だっただろうと思います。舞の中で首を振って“見得を切る”ような動きが、お面さまと一体感があって本当に素晴らしかったです」と、直接田中さんに伝えていらっしゃいました。当劇場の立山ひろみ演劇ディレクターは、「神楽は、その土地に生きる人々が伝え舞いつないできたもの。芸能のルーツである神楽が根付く宮崎で、神楽を題材にした演劇作品を上演できるのは、本当に嬉しい。ぜひ、その瞬間をたくさんの方に目撃してもらいたい」と話していました。土・日公演はすでに完売している『神舞の庭』。チケットをお持ちでない方は、今日がラストチャンスです! チケットにつきましては、0985-28-7766(チケットセンター)までお問合せください。

東京から嬉しいお客様!

昨日の『神舞の庭(かみまいのにわ)』初日公演のお客様の中には、昨年2月に上演した同シリーズの#1『板子乗降臨(いたこのりこうりん)』に出演していた宮崎市出身の俳優・日髙啓介さん(写真右)の姿も! 日髙さんは、1週間前から宮崎に帰省して稽古場のお手伝いもしてくれていました。終演後、さっそく公演の感想をお聞きすると、「1週間だけでしたが、稽古場で徐々に出来上がっていく様子を見てきました。改めて皆さんの作品を立ち上げていく力の凄さを感じて、やっぱりこのシリーズはいいなぁと…。お客様もぐっと集中して観ている感じがありましたし、客席と舞台との一体感もあってよかったですね」と、いつものさわやかな笑顔で答えてくれました。東京から観劇に来られた、青年団のアトリエ春風舎芸術監督・演出部の大池容子さんからも、「とてもいい作品で感動しました。千秋楽まで頑張ってください!」と温かい言葉を掛けていただきました。この作品が観られるのは、3月4日(日)まで! 今日含めてあと残り4ステージです。土・日公演はすでに完売していますので、まだチケットをお持ちでないお客様は、どうぞ今日、明日の公演にお越しください。皆様のご来場を心よりお待ちしております。

無事初日を終えました!

昨日、無事に初日を終えた『神舞の庭(かみまいのにわ)』!ご来場いただいた皆様ありがとうございました。終演後、客席の拍手が鳴りやまずカーテンコールも3回! 嬉しい公演初日となりました。お客様アンケートの感想にも、「長田さんが書かれた脚本が、今の自分にドンピシャで涙涙涙。ここに生きること…考えています(50代女性)」「とても感動しました。多くの方に体感していただきたいと思いました(60代女性)」「自分は神楽をやっているので、とても刺激を受けました。とても心に残りました。(20歳未満・男性)」「宮崎の山村の今まさにおかれている状況を考えさせられた(70代以上・女性)」「テーマがいろいろな問題を扱っているのに、心をとらえる終わり方で感動した(60代・女性)」などなど、たくさんの感想が寄せられました。「神舞の庭」の脚本を執筆された長田育恵さんも、東京から駆けつけてくれました。長田さんからは、「オープニングからエンディングまで堪能させていただき、幸せでした。皆さん本当に誠実にやってくださっていて、舞台美術、照明、音響、振付、舞衣、曲、小道具全部良かった! 隅々にいろんな魂が宿っている作品にしていただいて、作家としてこんなに幸せなことはない。感謝しかないです。この気持ちを一人ひとりに1000倍にして届けたいぐらいです」と、ありがたい言葉をいただきました。この作品が観られるのは、3月4日(日)まで! 今日含めてあと残り4ステージです。土・日公演はすでに完売していますので、まだチケットをお持ちでないお客様は、どうぞ今日、明日の公演にお越しください。皆様のご来場を心よりお待ちしております。

初日直前!神楽見学レポートも。

今夜、いよいよ公演初日を迎える舞台『神舞の庭(かみまいのにわ)』!1月末から稽古を行ってきた出演者たちは、2月中旬、もっと作品を理解したい、宮崎をもっと肌で感じたいと、日之影町「平清水(髙九社)神社」の神楽を見学してきました。小雨が降る中、宮崎の山間部の景色や神楽を目に焼き付けた出演者たち。地元の方々とも触れ合い、大変有意義な時間を過ごしました。演出家、出演者たちは、いまもずっと“作品”と向き合っています。日本でいま一番注目されている劇作家・長田育恵さんが、宮崎を丹念に取材し描いた作品「神舞の庭」は、皆さまの目にどう映るのでしょうか…。宮崎で生まれた宮崎の新しい物語を、どうぞ劇場でお楽しみください。皆様のご来場を心よりお待ちしております。◆◆宮崎の山間部、神楽を見学した出演者の感想を一部ご紹介!◆◆「物語の舞台になっている“神塚村”の景色そのものでした。神楽=お祭りのようなイメージを持っていたのですが、完全に真逆で、集落の方々が集まって大切に守られてきた神事であることがわかりました。誰かに見せるものではなく、神様と対話するための舞。そういった雰囲気が伝わってきました(田中美央)」「神楽の中でうたわれる唄の言葉に自然と涙が出てしまいました。その土地が、その土地の人が継いできたこと、土地への想い、人のつながり、これからへの祈りと心。それらは全てが尊くて神々しくもありましたが、現実や現状は良いことばかりではなく、人口や継承者の減少も…。だけど、それを“変わっていくもの”と受け入れて、変わりゆくことへの尊さと、続いていく自然と生活がそこにあるように感じました。(森岡光)」「自然の中の自分にあった恵みを求め、自分にあった無事を感謝する。神楽はそんなところに在る(実広健士)」◆『神舞の庭』の公演情報はこちら>> http://www.miyazaki-ac.jp/?page_id=811※3/3(土)、3/4(日)の公演のチケットは完売。平日公演はまだお座席に余裕がございます。◆これまでの「かみまい」便りはこちら>>https://kabo-imo.theblog.me/

【稽古場見学インタビュー】平下拓実さん

『神舞の庭(かみまいのにわ)』の稽古場に2度も見学に来てくれた平下拓実さんに、稽古場見学の感想をお聞きしました。平下さんは、宮崎市の出身で現在長野の大学に通う4年生です。演出家の永山さんとは中学生のころからのお付き合いだそうで、高校、大学でも演劇をされていたそうです。――神舞の庭の稽古を見ていかがでしたか?「愛着のある宮崎弁が飛び交っていて、すごく居心地が良かったです。改めて、宮崎弁って独特な温かみがあるなと思いました。神楽がテーマになっていると聞いていたので、堅い物語なのかなぁと勝手に思っていたんですが、全然違いました。家族同士の身近な悩みだったり、「あぁ、こんな人いるよね」とか、見たことのある光景が出てくるので、本当に身近な話だなぁと。神楽の稽古も見ましたが、ずっと神楽をやってきている人みたいに見えてきて、一体どんな練習をしたんだろうとびっくりしました! まだ、実際の神楽を見たことがないので、高千穂とかでやっている実際の空間で神楽を体験してみたいという気持ちになりました。」――永山さんの演出はいかがでしたか?「永山さんは、人間の心情の変化や心の動きを大事にされる演出家だと思うので、今回もそういう部分を大切に演出されていると思いました。物語も素晴らしいですし、永山さんの演出にぴったりの作品だと思います。宮崎にずっと住んでいる人はもちろんですが、自分のように県外に出た宮崎出身の人にも見てもらいたい作品だなと思います。」